介護旅行とは

介護が必要になっても、
旅は、あきらめなくていい。

介護旅行とは、加齢や障がい、病気などで一人での旅行が難しい方が、介護の専門的な支援を受けながら楽しむ旅のことです。
その仕組み・費用の考え方・頼み方を、1996年から担い手を育成してきた協会の視点でご紹介します。

担い手の育成 1996年〜 認定トラベルヘルパー 累計約1,100名
はじめに

介護旅行とは — ふつうの旅行との違い

違いは、「介助」と「行程づくり」が旅に組み込まれていること。
移動・食事・トイレ・入浴などの介助と、無理のない行程づくりの両方が揃ってはじめて、安心して旅を楽しむことができます。

支えの柱 01

旅先での介助

  • 車いすでの移動・乗換えの介助
  • 食事・トイレ・入浴のサポート
  • 体調の変化への目配り
支えの柱 02

無理のない行程づくり

  • 休憩とトイレの場所を織り込んだ計画
  • バリアフリーの宿・交通機関の選び方
  • その方のペースに合わせた旅程

要介護・要支援認定者は約708万人(2024年3月末・厚生労働省 介護保険事業状況報告)。
介護旅行は、その一人ひとりの「もう一度、あの場所へ」を叶えるための旅の形です。

できる旅

どんな旅ができるか

日帰り
日帰りのお出かけ
お墓参り・買い物・観劇・思い出の場所へ。数時間の外出から、気軽に始められます。
宿泊
宿泊をともなう旅行
温泉、ふるさとへの帰省、家族旅行への同行。入浴介助や広域の移動も、プロの支えがあれば実現できます。
想い
「もう一度」を叶える旅
車いすでも、認知症があっても——体調・ご本人の意思・医療職の助言などの条件が整えば、旅はできます。
車いすでの日帰りのお出かけ 温泉での入浴介助 観光地での介護旅行

写真はいずれも実際の外出支援・研修の風景です。

旅の専門職

旅を支えるのは、トラベルヘルパー
(外出支援専門員)。

介護技術と旅の知識をあわせ持つ、外出支援の専門職です。
1995年に始まった介護旅行の現場から生まれ、1996年に育成を開始。
これまでに累計約1,100名を認定してきました。

介護
移動・食事・トイレ・入浴の介助技術
旅
行程づくり・宿や交通機関との調整
30年
1995年から続く介護旅行の現場ノウハウ
費用

費用の考え方

介護旅行への同行は、原則として介護保険の対象外(保険外サービス)です。
費用は大きく分けて次の要素で決まります。

旅行代金

交通・宿泊・観光など、ご本人・ご家族の旅行そのものの費用

同行者の費用

同行するヘルパーの費用と、その交通費・宿泊費など

内容で変わる

行き先・日数・必要な介助の内容によって大きく変わります

※当協会は育成・資格認定を行うNPO法人であり、旅行サービスの提供者ではありません。具体的な費用は、各サービス提供事業者にお見積りでご確認ください。

ご家族での準備

ご家族だけで行く場合の準備

プロに頼まず、ご家族だけで出かける場合も、準備しだいで旅はぐっと安心になります。

確認リスト

出発前に必ず

  • 主治医への相談(体調・服薬・移動の可否)
  • 行程は「ゆとり2倍」で計画(休憩・トイレの場所を先に調べる)
  • 宿泊先のバリアフリー状況の確認
  • 旅行保険・緊急連絡先の準備
相談のサイン

こんなときはプロへの相談を

  • 温泉など、入浴の介助が必要
  • 新幹線・飛行機での長距離移動がある
  • 医療的なケアや体調に不安がある

より詳しい準備のコツは、お役立ち記事で順次ご紹介していきます。ご家族が介助の基礎を学べるトラベルヘルパー3級(通信・16,500円)もあります。

こんな方へ

頼みたい方へ、支えたい方へ。

当協会はトラベルヘルパーの育成・資格認定を行うNPO法人です。
介護旅行の手配・実施は、1991年創業の旅行会社SPIが運営する「あ・える倶楽部」が行っています。
もともと現場が先にあり、そこから養成講座が生まれました。
協会で学んだトラベルヘルパーが、あ・える倶楽部の旅を支える——この循環で、介護旅行を全国に広げています。

01でかける
旅行のご依頼・お見積り

プロに旅を頼みたい

1995年から介護旅行を実施してきた「あ・える倶楽部」へ。トラベルヘルパーが同行し、準備から当日まで旅を支えます。

1ご相談
→
2プラン・お見積り
→
3旅へ
あ・える倶楽部に相談する →
02まなぶ
3級はどなたでも

支える側になりたい

ご家族のために基礎を学びたい方から、お仕事として同行したい方まで。資格は3級(通信・16,500円)からどなたでも始められます。

13級で基礎
→
2検定・登録
→
3旅に同行
資格・講座を見る →

日常のお買い物やお散歩など、気軽な外出支援は アエルズ へ。

Q&A

介護旅行のよくあるご質問

要介護度が高くても旅行できますか?

体調・ご本人の意思・医療職の助言などの条件が整えば可能です。まずは主治医にご相談ください。

介護旅行に介護保険は使えますか?

旅行への同行は原則として介護保険の対象外(保険外サービス)です。

介護旅行はどこに頼めばよいですか?

当協会は育成・資格認定を行うNPO法人のため、旅行の手配・実施は行っていません。1995年から介護旅行を実施しているあ・える倶楽部へご相談ください。

家族が介助を学ぶことはできますか?

トラベルヘルパー3級(通信・16,500円・検定料込)で、外出支援の基礎をどなたでも学べます。詳しくは受講のご案内へ。

編集・監修:NPO法人日本トラベルヘルパー協会(1996年からトラベルヘルパーを育成)|最終更新:2026年7月

介護旅行を、もっと身近に。

支える側になりたい方は、毎週金曜14時の無料オンライン説明会へ。
講座資料のご請求も無料です。

無料説明会に申し込む → 資料請求(無料)

メールでも ─ info@travelhelper.jp

無料説明会に申し込む 資料請求