6月第116回トラベルヘルパー勉強会【熱中症について】ご報告
2015/07/22
6月のトラベルヘルパー勉強会は、
「熱中症」について、トラベルヘルパーの小林淳平を司会とし、
5名の勉強会参加者と共に熱中症になる原因や対応策を話し合いま した。
高齢者の方が熱中症になりやすい原因として
①体温調節能力の低下
②気温に対して鈍感になる
③体内の水分量の低下
と大きく3つあげさせていただきましたが、
・トイレを気にして水分をとらない
・独居の高齢者が増え、周囲の目が行き届いていない
・好みの飲み物しか飲まない etc
など、 高齢者の方の体の中のメカニズム以外での原因となりうるであろう
意見を参加者の方々から頂きました。
トラベルヘルパーとして、 お客様と旅をする我々が夏の暑い時期に強く意識しなければいけないことはお客様のお体の状態の把握もそうですが 、
そのかたが何故水分をとりたがらないのかを知る、
つまり心の部分でのケアではないかと思いました。
上記の①②③は、殆どのお客様が熱中症の原因として
日頃からついてまわっていると考え、 そういった判断力の乏しいお客様の代わりに
私達トラベルヘルパーが判断、アドバイス、お声掛けをするのが
熱中症の予防にも繋がる私たちの大きな役目であると思います。
私が勉強会に参加し強く感じるのは、人生も、仕事の経歴も、 考え方も様々なトラベルヘルパーの皆様が集まる勉強会は、
自分の視野や考え方を大きく広げてくれるとても有意義な空間なのだなということです。
「対人サービスは正解が一つではない」と思っていますが、
こういった勉強会で仲間たちの考えを知り、自分の引き出しを増やしていくことが自分自身の成長 、
お客様満足の向上に繋がる日頃から思えるよう、私も精進していきます。
次回の勉強会も有意義な時間となりますよう、 たくさんのご参加お待ちしております。
文章:小林 淳平
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