第183回トラベルヘルパー勉強会「池田介護研究所」池田右文さん
2022/07/14
8月の勉強会は、トラベルヘルパーセンター八戸 代表池田右文さんにお話しいただきます
テーマは【池田介護研究所】自由と勇気、夢!
【池田右文さんのご紹介】
【池田介護研究所のご紹介】(Webより)
ご利用者様が自身で未来を創造できる環境作りを行います。全職員(研究員)は、子どもからお年寄りすべての人たちが明るく楽しく暮らせる人生設計をサポートして行きます。
かなえるデイサービスまるでは、弊社独自セルフデザイン事業を行っております。個別支援型デイサービスの『健康と美』、『趣味活動』、『生活』、『お仕事』の4つのプログラムから構成されております。認知症などの病気や身体に障がいがあっても、誰かが支えることで、介護が必要になる前と変わらない心的・身体的に自立した生活を実現します。
第一のプログラム『健康と美』では、ヨガ、チェアエクササイズ、太極拳などの体操、また、ネイルケアやアロマテラピーなどのサロン体験ができます。自身の身体を健康に美しく保つための関心を持つことは、残存機能の維持だけでなく自尊心の維持の助けになります。
第二の『趣味活動』では、季節ごとの果物狩りや日帰り旅行、月替わり温泉ツアーなどを実施しています。景色を見るために車椅子から立ち上がる方がいたり、黄金色の稲穂やコスモスを見て「秋めいてきたね」というお声が聞かれたりと、外出は自発的かつ自然な形でのリハビリと、季節の移ろいを体感することでの現実見当識訓練を可能にします。
第三の『生活』では、認知症や身体の障がいが原因で、1人で買い物することに不安を感じている方をサポートします。弊社デイサービスでは、食材や日用品のお買い物への同行を毎日しており、同じ商品の買いすぎを防ぎ、会計の手順を忘れてもそっとフォローできるようにしています。
最後となる第四の『お仕事』では、現役時代におこなっていた仕事や家事などの活動を無理のないかたちで再現して、生涯現役世代を目指します。具体的な取り組みとして、デイサービスの農園にて野菜を栽培し、収穫した作物を漬物などに加工してパッケージングし、店頭で販売するまでを、すべて利用者様主体となって試験的に実施しました。
野菜の栽培は、2か所で展開している農園にて植え付けから雑草取りや間引きなどの手入れと管理、収穫までを地域農家と共同でおこなっています。デイサービス近くの畑では、キュウリ、ピーマン、ナス、トマト、ミニトマト、カボチャ、ブロッコリー、サツマイモ、ネギを作付しており、デイサービス昼食での利用や地域の方へのおすそ分け、また、利用者様にお持ち帰りいただくことでの生活支援につなげています。
もう1か所は、地域の協力農家の畑でダイコンを栽培し、昔からぬか床をもっている利用者様方の味付けで5種類の漬物に加工・商品化して、今年3月に2年連続東京出店しました。
6次産業化を目指したこの取り組みは、高齢者農業をサポートする地域の農家及び地元の若手加工業者との切れ目のない協力体制により、地域ぐるみで農福連携を念頭に実施しております。認知症などの病気を理由に、農作業や漬物作りなど、得意だった作業をご自宅で禁じられている方が多いなか、「もう一度、畑仕事ができるなんて嬉しい」と、涙を流す利用者様もおられます。地域の方々や介護スタッフたちが協力することで、できなかったことを、できるように変える魔法が介護です。
『お仕事』プログラムでは、これまで生産活動からのリタイアを余儀なくされていた高齢者を、もう一度市場に呼び戻すことを目標にしています。高齢者が、できる仕事をできる範囲でおこなう「ゆとり就労」は、介護保険制度の変化に対応するためのキーワードです。
お申込期限:当日の正午まで
この勉強会は、どなたでもご参加いただけます
★協会本年度会員・SPI契約法人に所属する方・トラベルヘルパー養成講座受講中の方は【無料】
★お申し込み後の返金はいたしかねますのでご注意下さい
◆この勉強会はZOOMで行います お申し込み受付を完了した方へ開催までに配信情報をお届けします
日時:8月18日 (木) 21:00 – 22:00
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